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伝統は一歩先へ続く

ドレスメーカー学院について


ドレスメーカー学院は1926年に日本のファッション界のパイオニア、杉野芳子によって創立されたファッションデザイナー養成機関で、以後約90年にわたり、時代と業界をリードする、優秀なクリエイターやプロフェッショナルを輩出し続けています。
本学院の卒業生がアパレル業界から強い信頼を得ているのは、伝統を受け継ぎ、学びの中でしっかりとしたファッションの基本が身についているから。
また、在学生が毎年有名なファッションコンテストで上位に入賞し、難関企業への就職を勝ち取っていることも、全てはゆるぎない基礎教育があるからなのです。

企業と、地域と、世界とつながる。リアルな学びがここにある

大手アパレル企業との共同開発から、年聞を通したファッションイベン卜、海外提携校との交流まで. 学内の枠を飛び越えた社会を舞台に、学生一人ひとりが大きな成長を遂げています。
例えば、〝売れる服づくり〟をテーマに、企業とのコラポレーショ ンで毎年実施されてい授業『実務トレンドマーケティング』があります。市場調査やトレンド分析を経て商品を開発し、最終プレゼンではプロのバイヤーが審査、優秀作品は商品化されるという夢のような授業が行われています。

ヨーロッパファッション研修旅行/パリ・オートクチュール見学旅

パリからミラノ、ロンドンへ。ヨーロッパを約10日聞かけて巡る夏の研修旅行ではセミナーや衣裳博物館見学などイベン卜満載。 また上級生はパリコレやメゾンを見学する7日間のパリ研修に参加できます。本場での貴重な体験が服作リに活かせるはず!

全国ファッションデザインコンテスト

全国ファッションデザインコンテストは、1963年以来毎年秋に開催されている伝統と権威のあるコンテストです。(主催:一般財団法人ドレスメーカー服飾教育振興会、学校法人杉野学園、後援:文部科学省・東京都)毎年、全国、海外から、数千点の応募があり、ファッションショー形式で審査・発表されます。若きデザイナーや、服飾業界での活躍をめざす方への登竜門としての役割を担っています。

DOREME祭り

学生が自主的に企画・運営するドレスメーカー学院の学園祭。毎年恒例メインイベントのクラス対抗ファッションショーなど、技術や感性を競い合うイベントや、作品のフリーマーケットや模擬店、展示、ミュージックライブ、特別講演などでにぎわいます。
DOREMEの雰囲気を知るならここが近道!

卒業制作発表会『DOREME SELECTION』

ドレスメーカー学院の学びの集大成ともいえるのがこのコンテスト形式の卒業制作発表会。迫力あるファッションショーにて行われる審査には、アパレル業界のプロッフェッショナルをむかえます。学生たちは今まで学んだ力をすべて発揮し、企画・演出までを自らが手がけ、その腕を競い合う、本学院のメインイベントです。

卒業生の声-スタイリスト 舟木 ちづ子さん

1995年度デザインアート科卒業 私が卒業したときは、ちょうど就職難の時代です。求人の掲示板を見ると“スタイリスト募集”と書いてあるのが目にとまりました。面白そうだと思って、冬休みを利用してアルバイトをしたのが、スタイリストになったきっかけです。 スタイリストには、他の仕事とは異なる独特な面があります。最初はアシスタントとしてスタイリストについて仕事をしますが、休みはほとんどなく、お給料も決して満足な内容ではありません。アシスタント時代に辞めていく人もたくさんいます。私がずっとアシスタントを続けられたのは、負けず嫌いの性格も幸いしたのでしょうが、最初の3カ月で「この仕事は面白い」と思ったからです。自分で考え、行動できる点が私に向いていたのだと思います。小さなことでも、自分のスタイルをきちんと作っていくことが仕事の評価につながるのです。 もう一つ。自分自身を信じ切れるような実力をつけることが大切です。自分が一番良いと本当に信じていなければ相手に薦められないのは、販売の仕事と同じです。 スタイリストになりたいと思っているみなさん。ドレメでいろいろなことを学んでください。そして、めいっぱい遊んでください。なんでも本気で取り組めば道は拓けます。

卒業生の声-(株)ニコル/179/WGブランドマネージャーアシスタント 武田智恵さん

2001年度デザイナー科卒業 ※デザイナー科/2007年度よりアパレルデザイン科 私は杉野女子短大を卒業後、ドレメのデザイナー科へ進学しました。デザイナー科で学んだ絵を描く技術、そして素材に関する知識は、服をつくる上でもっとも大切なことです。私は今の仕事を通して大いに実感しているので、少し説明したいと思います。ニコルでは、デザイナーをブランドマネージャーと呼んでいます。1人のブランドマネージャーの下に、3人のアシスタントがつきます。その年のシーズンコンセプトに基づいて、ブランドマネージャーから新商品のイメージが私たちアシスタントに降りてきます。今度はそのイメージをパタンナーや縫製に伝えなくてはなりません。デザインを正確に伝えることは非常に難しいことです。100%正確に伝えようと思ったら言葉だけでは不可能です。そこで、絵が大きな力になります。私たちアシスタントが平画に描いて次へと伝えるのです。一枚のイメージを細部に渡って忠実に再現するために絵の力が必要なのです。また、服は素材や加工によって大きく変化しますから、その特性についての知識も欠かせません。この絵、素材という重要なことについて学んだのがデザイナー科です。私は周囲の人にも恵まれ、この仕事が本当に楽しくてしかたがありません。忙しくても苦にならないのです。デザイナー科で勉強したことが私の喜びの土台になっているのです。

卒業生の声-株式会社サン・アロー 今野瑞希さん

2004年度アパレル技術科卒業 私がファッション業界に興味を持ったのは、高校生のとき。私が通う高校には制服がなく、私服で登校していました。服装に自分の個性を出せるので、おしゃれな人が多くて茂樹を受けました。パソコンで服に携わる仕事を検索した結果、パタンナーという職業が目に留まりました。デザイナーに比べるとあまり知られていないけど、専門知識を活かしてコツコツとモノ作りをするところが自分に合っているのではないかとおもいました。 ドレメでは3年間みっちり、技術をたたきこまれました。毎日がとても充実していました。授業の他にも、学園祭ではクラス対抗のファッションショーのために、クラス総出で試行錯誤しながら創りあげ、素晴らしい達成感も経験できました。 現在、株式会社イネドに勤務。「ベストリップ」というブランドのパタンナーを務めています。年2回の展示会に向けて、ボトム、ブラウスなど12~15着のパターンを担当しています。私が大好きな作業は、デザイン画を見てデザイナーさんの意図を想像しながらパターンを引くことです。デザイナーさんの希望を最大限に取り入れながら、自分なりの考え方をさりげなくプラスして、喜んでもらえるパタンナーになりたいです。